木曽川対岸より当蔵元をのぞむ

八百津町は岐阜県南東部に位置しています。木曽川にダムができる以前は木曽川水運の集積地として栄えた風光明媚の地で、「八百津」の名もここに由来します。

良質な水を生かした醸造業が盛んで、造り酒屋2軒のほか、味噌醤油・酢のメーカーがあります。さらに栗きんとんをはじめとする和菓子、煎餅・げんこつ・こんにゃく・豆腐・油揚げ・漬物・うどんなど数々の物産により、伝統食品の町として知られています。

また第二次世界大戦中にユダヤ人難民六千人にビザを発給し、亡命を助けた駐リトアニア大使館員、杉原千畝の出身地としても知られるようになり、「人道の丘公園」に記念館が建てられています。